Sunday, July 03, 2005

暴力を目撃して育った子どものケアプログラム

■プログラムについて
このプログラムは、1981年、アメリカの非営利法人ドメスティック・アビューズ・プロジェクト=DAP(Domestic Abuse Project)によって子ども達への支援・教育プログラムとして制作されました。 以来、DAPの他のプログラムに参加していた男女や、他のDV被害者支援団体のプログラムに参加する同じような環境に育った子ども達に、年齢別のプログラムとして定期的に提供されています。

■プログラム概要
このプログラムは、子どもたちが「怒り」や「悲しみ」などの感情を表現することを援助しながら、自分自身で身を守る具体的な方法を見つけられるように支援するプログラムです。「秘密を話す」「自分を守ることを学ぶ」「肯定的な体験をする」「自尊心を高める」ことを目標に、週1回、10週間で構成されています。安心できる環境で、同じような体験をしてきた子どもたちとの出会いを通して、暴力についての知識を学び経験を分かちあいます。

■目標
DV (ドメスティック・バイオレンス)を目撃して育った子ども達のグループワークでは、以下の4つの目標を挙げています。
①秘密を話す
②自分を守ることを学ぶ
③肯定的な体験をする
④自尊心を高める

0 Comments:

<< Home